コンピュータ囲碁について・その2「2007年、新時代。しかし・・・」

2007年、第1回UEC杯コンピュータ囲碁大会が開催されました。
この大会で優勝した「CrazyStone」が、プロ棋士青葉かおり四段に8子置いて勝利。
初めてコンピュータとプロ棋士との間で勝負が成立した瞬間でした。
翌年には7子で勝利し、コンピュータ囲碁の進歩を強く印象付けました。
ただ、やはり7子8子という手合いは対等とはほど遠く、プロ側が気楽に打っている印象がありました。
仮に賞金1億円だったら、9子でも負かしていたのではないでしょうか(笑)
「コンピュータの性能がこれだけ上がっても、こんなものか・・・あと50年は抜けないな」
これが正直な感想でした。

2016年03月24日